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山口県立こころの医療センター | 院長 兼行 浩史 |
当院は,平成23年から地方独立行政法人山口県立病院機構となり,山口県立総合医療センター(防府市)と2病院で連携して機能強化に努めてきました。
平成12年から県精神科病院協会の協力下で県精神科救急情報センターを運用しており,平成21年に認知症疾患医療センター,平成25年に高次脳機能障害支援センターを設置し,第7-8次医療計画に沿って,児童思春期や依存症などを含めた多様な精神疾患に対応して県連携拠点機能を向上させています。また,災害派遣精神医療チーム(DPAT)の先遣隊を組織し,令和3年から当県の災害拠点精神科病院に指定されています。
入院棟(総病床数180床)では,平成22年から第2の精神科救急・急性期医療入院棟(50床,2階)の認可を受け,平成19年に開設した精神科救急入院棟(31床,4階)とともに,救急・急性期医療の体制を整備しました。今後とも,県内の一般科・精神科医療機関や行政・福祉との連携を深めながら,県全域の精神科医療体制を高めるために,県立病院として当院が担うべき役割を真摯に果たしています。
近々,県立総合医療センターの全面建て替えとともに,新たな精神科病床の整備を予定しており,山口大学病院精神科神経科と連携しつつ,精神障害者の身体合併症への急性期治療体制の再構築に向けて,今後とも県立総合医療センターとの連携体制のさらなる強化をめざしています。
医療従事者の教育・研修も当院の重要な役割であり,山口大学高次脳機能病態学講座(精神科医局)と連携して,良質な精神科医を育成するために,その活躍を継続支援する研修勤務体制の充実を図っています。また,看護師,作業療法士,精神保健福祉士,公認心理師等を志す方々の教育研修にも積極的に寄与しています。
当院職員は,県民の心の健康を支える質の高い医療の提供を理念として,至誠と矜持をもって,患者さんとそのご家族・支援者とともに歩んで行きます。皆様には,より一層のご理解とご支援をいただきますようお願い申し上げます。













